サウナは痩せないし太る原因にもなる驚きの事実【筋トレ豆知識】

  • 2020年10月5日
  • 2022年5月7日
  • 減量

おつかれさまです!筋トレサラリーマンりょうたです!

今回のテーマはサウナで痩せない3つの理由について。

最近までは「デトックス効果だ!」と言いながら、僕も倒れる寸前までサウナに籠っていました。

なんと「サウナで太る」という事実が発覚しました。
こんな人におすすめ

  • ・筋トレをしている
  • ・ダイエットをしている
  • ・細マッチョになりたい

サウナで太る3つの理由

サウナで太る3つの理由

  • ・食欲が増す
  • ・代謝が下がる
  • ・脂肪分解酵素が働かなくなる

サウナで痩せないどころか太ってしまう理由になっています。

ほとんどの人は「サウナは痩せるもの」と思っています。ですがサウナのダイエット効果はまったくの逆です。

そうなると食欲が増す

サウナの後に食べる飯、通称「サウナ飯」をご存じでしょうか。

サウナには多幸感に満ちて食事が美味しく感じる効果があるのです。ということもあって、サウナ飯や風呂上がりのビールのためにサウナに入る人も少なくありません。痩せるためだけにサウナに入りに来ている人は0に等しいでしょう。(おそらく減量末期の僕くらいです)

言わずもがな、筋トレやダイエットに関わらず「ドカ食い」は厳禁です。

まずは食べることよりも、ドリンクを飲むようにすれば栄養補給や食欲を抑えることができます。サウナ後はミネラルが不足するので「麦茶」なんかがおすすめです。

サウナ後は「ミネラル」「ビタミンB」「ビタミンC」が不足しがち!

代謝が下がる

代謝にも「基礎代謝」と「新陳代謝」があります。基礎代謝は「何もしなくて消費されるエネルギー量」、新陳代謝は「細胞の生まれ変わり」です。細胞が生まれ変わるにはエネルギーが必要なので、この生まれ変わる周期を改善することによってエネルギー消費がしやすくなります。

ただ、サウナで汗を流したからといって基礎代謝や新陳代謝が良くなるわけではないのです。例えば、夏は冬よりも暑く汗をかきますが、体温を下げようとするので基礎代謝は悪くなる傾向があります。

サウナの温度はカラダにとって熱すぎる温度なので、カラダが危険を感じて代謝を落としてしまいます。

ということでサウナで流れる汗というのは体温調節のために流れる汗になります。つまり、老廃物も脂肪も含まない「ただの汗」になるのでデトックス効果も期待できないのです。

滴り落ちる汗を見てニヤニヤしていた自分は一体なんだったのか!

脂肪分解酵素が働かなくなる

脂肪を分解する酵素に「リパーゼ」というものがあります。

このリパーゼはサウナぐらいの熱い温度になると十分に働かなくなる特徴があります。

イメージしてるような「焼肉」のように熱にジュージュー当てても脂が落ちるわけではないということです。

サウナで減量してみた結果は?

日付入浴前入浴後体重
2022.03.0575.4kg73.4kg-2.0kg
2022.03.1273.5kg71.8kg-1.7kg
2022.03.1972.8kg71.6kg-1.2kg
2022.03.2172.8kg70.5kg-2.3kg
2022.03.2672.4kg71.1kg-1.3kg
2022.03.2772.6kg70.9kg-1.7kg
2022.04.0272.2kg70.7kg-1.5kg
2022.04.0670.8kg69.4kg-1.4kg
2022.04.0970.3kg68.3kg-2.0kg
2022.04.1669.0kg67.6kg-1.4kg
2022.04.3071.8kg69.6kg-2.2kg

僕がサウナでダイエットした記録も公開します。

厳密に言うと、サウナ以外にもトレーニングをしていたこと、食事管理をしていたことを念頭においてください。また、サウナでの体重減少は水分がほとんどでいわゆる「水抜き」の行為をしていたにすぎません。

ただ体重を減らすことを考えればダイエットに見えますが、長期的に見れば水分が抜けているだけなので意味はありません。サウナ後に1〜2kgくらい体重が減ってドライな状態になることだけ覚えてもらえればと思います。

サウナに筋トレ効果があった?

サウナの筋トレ効果

  • ・疲労回復
  • ・抗酸化作用
  • ・ヒートショックプロテイン

疲労回復

筋トレやダイエットで激しい運動をしたら疲労回復は欠かせません。

サウナや半身浴で温まると血行が促進されて筋肉痛が緩和されます。

温冷交代浴といった「サウナ→水風呂→サウナ」を繰り返すことで疲労物質の乳酸なども排出されます。また、温冷効果で自律神経も整うので心身ともに疲れにくいカラダになっていきます。

抗酸化作用

ポーランドの大学研究の報告より、有酸素運動を30分してから合計30分のサウナで抗酸化作用があることがわかりました。ある程度ではありますが、カラダの酸化を抑えることができます。

サウナはアンチエイジング効果も期待できます。

ヒートショックプロテイン

筋肉が温まると筋肉生成が促進される「ヒートチョックプロテイン」という現象があります。

目安としては体温+1.5℃くらいで湯船に浸かったりするだけで問題ありません。

ただし、筋肉の炎症がひどい場合はサウナを避けましょう。減量やダイエットで低カロリーまたは低糖質には気をつけてください。基本的には、空腹になってることが多く、サウナのなかで低血糖になりやすい状態です。

また、満腹も消化に悪いので1〜2時間前に食事を済ませましょう。

サウナの楽しい入り方

上述まではサウナのデメリットを挙げてきましたが、あくまでデトックス効果がないということだけです。

ここからはサウナの良いところをご紹介していきます。

サウナの流れ
  • ①水分補給をする
    脱水予防と気持ちよく汗を流すため。
  • ②カラダを洗う
    エチケットと汗腺の汚れを洗い流すことでキレイな汗を流しやすくする。
  • ③サウナに入る
    10分程度
    ※僕は70℃前後なので12分程度います。
  • ④水風呂に入る
    2分程度
    ※かけ湯でカラダの汗を流してから入る。
  • ⑤休憩(整う)
    10分程度
    ※じんわりとカラダが温まる感覚を「整う」と表現される。

正しいサウナの入り方は以上です。

僕はサウナが好きすぎて、スポーツジムも「スポーツクラブ」に通っていました。筋トレをしない日はサウナだけ入って帰るといった日もありました。

デトックス効果はなくともリラックス効果やストレス解消になるので週1〜2のサウナはおすすめです。

自律神経も刺激されてメンタルも安定します。ストレス体質の方はぜひ。

まとめ

サウナで太る3つの理由

  • 食欲が増す
  • サウナ飯が美味い。ドカ食いしがち。
  • 代謝が下がる
  • 汗で代謝は良くならない。サウナで流れる汗は「ただの汗」という。
  • 脂肪分解酵素が働かなくなる
  • サウナの熱すぎる温度で働きが悪くなる。

今回はサウナのデメリットを中心にご紹介しました。なので「なんだよ!今までの時間は無駄だったのかよ!」と思われるかもしれませんが安心してください。

サウナを正しく使えばダイエット効果は得られます。残念ながらデトックス効果については期待できないため、デトックスはサウナじゃない方法で実践するしかありません。

ただし、あくまでダイエット視点のデメリットなのでストレス解消や趣味としては最高の時間なのは間違いありません。僕も痩せるというよりも、趣味に近いかたちでサウナに通っています。

通称「サ活」で心身ともに整えていけばいいのです!

それではおつかれさまでした!